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【企画は恋文】阿部広太郎著『心をつかむ超言葉術』感想・要約。ブロガー・WEBライターへお勧めの本。

  • 記事のタイトルが上手く作れず絶望してる
  • 言葉で伝えたいのに全然うまく書けずにもどかしい
  • なんとか文章のセンスをあげたくて藁にも縋りたい

なにかと言葉を使って発信することが増えたSNS時代

こんなことを思う人もいることでしょう。

言葉のセンス皆無

ですので、毎日苦労してブログを更新しています。

なんとか文章力を上げたい、言葉のセンスを磨きたい!!

と常々おもっていたんです。

そして、とあるブロガーさんがネット記事の中で推奨していた

『心をつかむ超言葉術』

のタイトルに惹かれ読んでみました。

本書の内容を1文で説明すると

「圧倒的熱量を帯びた言葉との向き合い方を教える本」と言えます。

随所に作者が実際に作成した企画書や広告を使いながら

言葉との向き合い方を熱く教えてくれます。

チーズ丸

『心をつかむ超言葉術』は東進ハイスクールのCMで林先生の名セリフ「今でしょ」の制作にも携わっている阿部広太郎さんです。

ササリュー

紹介するポイントを3点に、厳選してお伝えできればと思っています。圧倒的熱量を感じてみて!

本記事を読んでも、本書の魅力は全く損なわれませんのでご安心ください。

さっそく始めましょう。

『心をつかむ超言葉術』紹介したい3つのポイント

私が、本書を読んで特に参考になった部分は以下の3点です。

  • 短くて強い言葉を
  • 優しさを細部にこめる
  • 企画書を相手に贈る3つの心掛け

短くて強い言葉=Less is more(第1章自己紹介をしてみよう)

人が覚えられて、多くの人に広めていくという視点では、短く強い言葉が求められる。

多くを語るよりも、少ない言葉の方が、考えや情景が広がり、結果的に多くのことが相手に伝わっていく。

『心をつかむ超言葉術』P032

短くて強い言葉が超重要

と作者は言っています。

私たちが口に出す言葉の多くは短く強い言葉だからです。

例として2019の流行語大賞では

ONE TEAM

計画運休

タピる

〇〇ペイ

がノミネートされているんですね。

まあ、全部短いけど、印象に残っていますね。

ササリュー

Less is moreは「少ない方が豊かである」という意味です。

広告でも、記事のタイトルでもそうなんですが、確かに

短くて強い言葉は刺さりますよね!

ちなみに私の好きなキャッチコピーにこんなのがあります。

「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ、オリンパス」

短いし、強いし、忘れないし、格好いい。

カメラから医療分野までまさに人間のぜんぶを良くしていこうという

オリンパスの企業理念を見事に体現していると思いました。

短くて強い言葉を使って、印象に残るタイトルやコピーを考えていこう!

優しさを細部にこめる(第6章SNSで発信する)

「読みにくいな」「まだ続くのか」と感じてしまうと、途端に読む気が失せてしまうもの。あなたは書く人である前に、読むプロだ。

相手の心に触れる上で、優しさを細部にまで込めることを忘れないでほしい。

『心をつかむ超言葉術』P236

優しさを細部にこめること忘れないで、と作者は言っています。

これは言い換えれば

相手が読みやすいように配慮して書く

とうことです。

SNSでもブログでもWEBライティングでも同じことが言えると思います。

つまり読者ファースト。

チーズ丸

漢字ばかりは読めません〜

ササリュー

見た目や読みやすさはとても重要ですよね。写真や図、字のバランスなど気をつけていこう!

SNSで個人が発信する時代。

相手を配慮した言葉やコンテンツを発信していこう!

企画書を相手に贈る3つの心掛け(第7章企画書はラブレターだ)

企画書を書く時だけではなく、

こんなことをやってみたい!とか、このように進めてみては?と提案するなど

仕事上さまざまな場面で役に立つ内容です。

企画書を相手に贈る3つの心掛け
  1. 「自分は本気か?」
  2. 「相手は喜ぶか?」
  3. 「本当にできるか?」

自分は本気か?

自分が提案しようとしている企画にどれだけの思いを込められているか。

熱の伝わる企画書は無視されない。

『心をつかむ超言葉術』P273−274

熱の伝わる企画書は無視されない。

この1文に全てが込められていると思いました。

ササリュー

言葉に熱を込めろ!!本気でやれ!!

どれだけの熱量で相手に伝える努力をするか。

どれだけの時間を企画書に捧げるか。

どんな仕事をするにせよ、熱意を持って臨みたいものですね!

「相手は喜ぶか?」

独りよがりの考えを相手に贈っても迷惑なだけ。

「実はこんなことをやりたいんじゃないかな」と、想像しながら考える。

『心をつかむ超言葉術』P275

相手の立場に立って考えるということ重要性がわかります。

ササリュー

そういえば、カーネギーの「人を動かす」にもその重要性が書いてあったね!

【対人奥義】『人を動かす』感想・要約。人間関係のストレス・苦手意識を180度変える名著。『人を動かす』感想・要約。対人関係のストレス・苦手意識を180度変える名著です。今回は4つのポイントに絞って内容を紹介します。...

相手のやりたいことを提案できているか、贈る前に一度見直す必要がありますね。

「相手は喜ぶか?」→相手の立場に立って考える

仕事相手でも、お客様でも、読者でも、人と関わる上でとても重要なことだなって思いました。

「本当にできるか?」

書かれている内容を最後まで遂行できるか。夢だけを語っていないか。無責任なことを言っていないか。できるかどうか。完成するかどうか。

企画を実現する道中を、あなたと一緒に歩みたいかどうかが問われている。

『心をつかむ超言葉術』P276

やってみなければわからない、それはある。

だけどできると信じて伝え続けることが重要。

できるかどうかはわからないけど、つまりは

「私と一緒にこの仕事をやっていただけませんか?」

なるほど、企画書って「ラブレター」なんだなって納得しました。

『心をつかむ超言葉術』を読み、感じたこと・伝えたいこと

熱意・熱量がガンガン伝わってくる本である

『心をつかむ超言葉術』を通して伝わってくる作者の

熱量のハンパなさ

これに尽きる。

これは実際に読まないとわからない。

特に甘太郎へ贈った企画書。

ササリュー

生のコピーライターの原稿が見られるだけでも、価値があると思う!

これがすごい。熱量。センス。

心を鷲掴みにしてくるパワー。

ここで写真を載せるのはあまりに無粋である。

是非本書を手にとってほしい。

ブロガー・WEBライターなど言葉を扱う人に読んでほしい

『心をつかむ超言葉術』はコピーや企画書を通して

相手に伝わる言葉とは何かを教えてくれる。

これは、ブロガーやWEBライターあるいはSNSで発信する人など。

様々な人に必要なスキルであり知識であると思う。

伝えると伝わるは違う。

ササリュー

伝えたつもりになっていても、伝っていないことが多いよね。この本で是非伝える技術を学ぼう!

これを深いところまで知りたければ是非『心をつかむ超言葉術』を最後まで読んでほしい。

『人を動かす』のまとめと紹介できなかった内容

ここまで『心をつかむ超言葉術』読み、特に参考になった部分を3点に絞り解説していきました。

言葉との伝え方について大切なことを教えてくれた本書に感謝をしたい気持ちです。

今回記事で紹介したところは本書のごく一部分で、他にも非常に参考になる話がたくさんあります。

特に甘太郎への企画書の部分は絶対に見た方がいいです。

是非、この本を読んで作者の熱量を肌で感じてください!

今回惜しくもご紹介できなかった内容
  • I Love youの訳し方
  • 阿部広告太郎
  • 言葉の正体
  • 名付けるという行為は、共有すること
  • 表紙のタイトルから心をつかみにいく
  • 才能とは掛けた時間である

ブロガー、WEBライター、SNSでの発信をしている方など1度読んでみてください。

きっと、あなたの人生にいい影響を与えてくれるはずです。

チーズ丸

最後まで読んでくれたあなたにいいことがありますように🎵

ササリュー

阿部さんが作った実際の企画書を是非見てみてね〜

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

ABOUT ME
sasaryu
sasaryuです。理学療法士をしています。神アイテム100というブログを運営してます。私自身が人生を変えるほどの神アイテムやサービスなどを紹介します。他にダイエット系のブログもやっています。